2010 / 01
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3.銀色の少年
4.聖と魔と 1
4.聖と魔と 2

Upしました。

頭が痛いので、今日はここまで。

なんか、群像がうろうろしてる話になってます。主人公以外が結構、あれこれと。

ちなみに、この作品を以前、高校生男子二人と大学生の女性一人に読んでもらった事がありますが、

感想が見事に食い違っていて、面白かったです。

高校生男子は、登場人物の男性にまず目が行っていました。男性登場率高いんですが、この話。で、

「言葉が悪いよ」

言葉遣いが気になる、と。特にグレイ。

ソウデスネ。

意外だったのは、ルカスが好きだという感想でした。えっ、そうなの? なんか考えさせられた、とのこと。

大学生の女性の方は、騎士同士の友情の方に目が行ってしまったらしく。男性キャラクターについてあれこれ、……うん。まあ。

やっぱりグレイについて、感想をもらいました。

「良い人すぎる……!」

……あー。うん。そうだね。私も書きながら、グレイがアワレというか、良い人だなあと思ったよ。4章だと、まだ、それほど出てこないんだけど。良い人なんだよね、グレイ君。
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精霊の騎士

序章
1.辺境の村
2.騎士 1
2.騎士 2

Upしました。眠い。

確かこの話は、

『王道を目指してみた。』

話だったはず。……なってますかね。王道。

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困る。

言葉に対する認識、と書きましたが。正確には、「自分の話している言葉に対する認識」、ですかね。すごく低い人がいる。

言葉の意味がわかっていない、と言えば良いのでしょうか。

全てにおいて、自分の感情が優先されます。で、言葉に対する認識が低いもんだから、自分の感情を満足させる為に、事実を変えて話す事もいとわない。と言うか、それが当然になっている。

虚言癖があるのかと思いました。

トラブルを何度か起こし、私にも迷惑かけてくれたんですが、理由はわかっていないっぽい。と言うか、たぶん、みんなが自分をいじめているぐらいにしか思ってないんじゃないかな、あれは……。

「嫌なのよもう、困るの、こんなの、色々言われてあたし、すごく嫌だったし。頼んだけどね、なんとかやってくれたけどね、あたしすごいいろいろ言われたの。もうこんなの続けられないし、またいろいろ言われるから、頼みたくないの。ほんとあたしイヤなのもう、もっと簡単なのにしてほしいのよ、あれこれ言われてすごいイヤだから!」

雑用を頼み、それを何人か割り振ってやってもらって下さいと、采配を頼んだ後に言われた言葉です。普通の言葉に翻訳すると、

「面倒でやりたくないから、もっと簡単なのにしてくれ」

でした。何度も「頼んだ人に自分はいろいろ言われて嫌な思いをした」と強調したので確認してみましたが、そういう事実はありませんでした。せいぜいが、「ああ~、これちょっと大変だ」ぐらいでした。それも、仕事を渡した本人への言葉じゃありません。

細かい仕事を回すのをやめてほしいから、自分が被害を受けたと強調してみせたのだと思います。

どうでも良いですが、何も知らない人がこれを聞いたら、私がよっぽどひどい仕事を彼女一人に押し付けて、楽をしていると思うのではないでしょうか。

実際、彼女の発言で、「ゆずはらは一人で独走して、勝手にトラブルを起こしている」と勘違いされて、蔭口をえんえんたたかれた事ありました。会議の席上で、

「もう、やめてほしいのよ、こんな風にいろいろやらされて、困るし。やめてほしいの、とにかく。大変だから。やってる事は良いと思うけど大変だし、あたしやめてほしいわけ。だからみんな困ってるし、とにかくやめてほしいの」

と発言した事がありました。ちなみに彼女の意図は、

「細かい仕事が大変だけど、ゆずはらさんのしている事は、良いと思う」

だったそうです。……この発言でそうだと思う人が何人いるんだ。私、この後、勝手に物事を行うのをやめろと叱責を受けたよ。彼女を個人的にいじめてるみたいに思われて、半年ぐらいヒンヤリした雰囲気の中で過ごしたよ。

何なんだ、「やめてほしい」の繰り返しは。接続詞か?

とにかく自分の感情が最優先なので、「細かいのが面倒」を、まず訴えようとするんですね。で、自分が被害を受けていると強調する。その合間に、言おうとしている事をはさむんだけど、自分の感情の方を優先するから、そこが全然目立たない。

人に良くわかる話し方の、悪い例みたいな人です。

ちなみに、口頭で仕事の指示をすると、まず伝わりません。全く違うようにしてきます。必ず書面にして残すようにしたら、少し改善しました。それも、メモじゃダメです。きっちりした形式の書類みたいにしたら、何とか伝わります。

細かい指示は彼女を通すとえらい事になるので、私が直接交渉する事にしました。話が通りやすいです。

……その合間に、彼女の成長を助けるよう、動かねばなりません。

雑用が山盛り。

まあでもね。雑用の中にこそ、キモがあるんだよね。雑用を馬鹿にする者は雑用で滅びるのだよ。雑用がしっかりできてない組織は、もうそれでダメだしね。

とりあえず、今日の一言。


「読書は大事だよ。教育も大事だよ!」


彼女はナウシカを見て、意味がわからんと言っていました。子どもの頃の読書って大事だよ! 感受性とかがね。いろいろ共感する能力とかがね。磨かないと伸びないんだよ、この辺り!

数学もね! 文章を構成する能力に関わってくるからね! 思った事を、人にわかるように、順番を入れ替えたり、切ったり、整える能力は、数学で鍛えられるんだよ! 証明問題とか、きっちりやってたら、上がるんだよ、国語能力! 作文作るの、作りやすくなっていくんだよ! 

意味わからんと思ってても、勉強って大事なんだよ!!!

叫んでしまった。はーはー。私だってストレスたまるんだ。意味不明な言葉の中から、たぶんこれが言いたいんだろうという一言を拾い出すのって、しんどいんだよ、時間かかるし。一分で終わる内容が、三十分かかっても終わらない事あるし。

一番すごかったのは、十分で終わるはずの話が、十八時間かかった時だった(遠い目)。

メールがね。終わらないんだ。返事で確認してもしても終わらなくて、結局十八時間メールされ続けた……(すごく遠い目)。

まず自分の感情を書いてくるんで、はっきりしないんだ、用件が。で、こういう意味かって、確認したら、また自分の感情書いてきて、内容がちっとも進まないんだ…………(ものすごく遠い目)。

雑談ならそういう事もあるだろうけど。あっても良いだろうけど。仕事の確認のメールだったんだよ、それ。なんでそれで自分の感情書いてくるんだろう……。


これ読んでる中高生いたら、勉強がんばって下さい。

いつかあなたの周囲の人間に、「君の話し方はわかりやすい」と言ってもらえます。重要です。ものすごく重要です。相手にわかるように話すのって。

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わりと昔から、寒い時期に、石を焼いて熱くしたものを、カイロとして使う事はあったようです。平安時代、『温石』(おんじゃく)という記述があります。

西洋の歴史風ファンタジーでも、『病人の足元に焼いたレンガを』とか、『料理の煮炊きに、焼いた石を水の中に』とか、『穴掘って材料の上に置いて蒸し焼きに』、とかあります。

石を焼いてみる、というのは、よくある発想だったらしい。

しかし、気をつけねばならない事も。


>『爆発する石もある』

石の中に、過熱すると膨脹する成分混じってたり? 燃えやすい何かが混ざってたりした場合。大変危険です。

見分けがつく人ならともかく、フツーの一般人には見分けつきません。自然に転がる石を焼いてみる、というのは、実は危ない。難しい。

では、どうするか?

上記の『レンガを焼く』も、これなら爆発しないと分かってるからなんですが。レンガを持ち歩く人は、あまりいない。では、何をカイロにしてたんだ、昔の一般人。

何気なく読んだ本に、ありました。


『焼いたジャガイモを握る』


なるほど。

持ち運びしやすいですね。爆発しないし。肉まん握ってた私には、親近感沸きます。

開拓時代のカナダ系の本でした。


『こんにゃくを茹でて』


日本です。五十年ぐらい前まで、この方法、実際に使われていたようです。体が急激に冷えた人を助けるのに、使われたようです。私が読んだのは、井戸に落ちた子供を引き上げて、冷たくなって動かない子供に年寄りが、こんにゃく茹でて持ってこい、と怒鳴り、それを体中に張り付けて蘇生させた、というものでした。茹でたこんにゃくは、熱がさめにくいらしい。ただし、そのまま肌にくっつけると、火傷します。子供も助かりましたが、火傷して、ずっと跡が残りました。

間にタオルなり何なり、はさむのが良いかと。


調べたら他にもあるんでしょうが。爆発しないと分かっている、石っぽい物を焼いて、カイロにする。こういうの、やってたんでしょうね。今はみんな、ホカロンですが。

そこからの発想でしょうか? マーサ・スチュアートの何かの本に、『繰り返し使えるカイロ』と言うのが。


『パイを焼く時に使う、陶器の重しの石を、フェルトの袋に詰めて縫う。レンジでチンしてカイロとして使う』


エコロジカルなグッズみたいな紹介されてました。パイ皮の重し。金属のじゃダメです。レンジ使えません。陶器。

料理に使う石なので、過熱しても爆発しません。

時間はそんなに持続しないとは思いますが……。

そう言えば、ダッチオーブン(野外料理用鍋。開拓時代にカウボーイがよく使用していた。鍋だがパンも焼ける)も、鍋を焼いた余熱で料理するみたいな感じだね。金属だけど、石を焼く発想からかな、あれ。

石焼きイモの、石はどうなんだろう。何の石焼いてるんだ?

……新たな疑問が(笑)


石を焼く。というのは何となく、人々のロマンをかきたてる? のかもしれませんね。

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何のつながりがあるんだ、というタイトルです。しかし実は、個人的に。とても深いつながりのあるものなのでした。

「風邪とピアノ」に書きましたが、ゆずはらは教会でピアノを弾いています。

朝早く行って、少し練習をしたりもします。と言うのも、家にあるピアノと、教会にあるピアノでは、音が微妙に違う。鍵盤を押した時の感触も少し違います。なので、違和感を感じないように、ちょっと弾いて慣れておくわけです。

ある日曜日。ゆずはらは電車に乗って教会に向かいました。

冬でした。寒くなり始めた頃でした。

朝早いので、人はまばらです。眠いなとか寒いなとか思いつつ、電車に揺られていると……。

いきなり電車が止まりました。

線路の凍結でしばらく動かせないと言われました。はあ!?

しかも電車降りろと言われました。いや、ここどこですか!?

普段、降りない駅に降ろされ、電車は行ってしまいました。

小さな駅です。駅の中に一応、新聞やらお菓子を売ってる店はあるものの、販売員は一人のみの、小さなもの。

そして、待合室がない。

……………。

冬です。

線路が凍結するぐらいの寒さです。

ベンチに腰掛けて寒さをしのごうとしましたが、防げるものじゃありません。

一応、一時間ぐらいしたら動くよ~、と言われました。それまで待て、とも。

しかし、この時私は、ある事に気がついて引きつりました。

余裕を持って来たから、何とか礼拝には間に合う。

でも、……この寒さでは指がかじかんで。電車が動くようになった後、教会に駆け込んでも、まともに動くかどうかわからない。

教会に連絡を取りました。事情を説明して、間に合うように行くが、もし間に合わなかった場合、誰かに奏楽を頼んで欲しいと。

次に購買店に走りました。何か指を温めるものないか! と思って。

「カイロありますか!」

「あ~、まだ入れてません~」

何て事だ。いきなりの寒さだったので、店の中の品物はまだ、冬用じゃない。

傘はあるのに! カイロがない!

売られている商品を見回していた私は、一つのものに目を止めました。そうして言いました。

「そこの肉まん、二つ下さい」

そうして電車が来るまでずっと、私は肉まんを握りしめ、指を温めていたのでした。

結論を言いますと、ぎりぎりで間に合いました。指もかじかむ事無くきちんと動きました。ピアノを弾く私の荷物の中に、冷えた肉まんが入っていたのを、後から教会に来ていた小学生に見つけられ、ちょーだいちょーだいと言われたのが印象深かったです。

肉まんって、大事だよ!

ちなみに缶コーヒーではダメです。金属なので、熱すぎて握っていられなくなります。
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久しぶりに、星を見上げた。

きんと張った大気に、オリオンの光が厳しく輝く。

ただいまを言う相手が、一人減った。



出会えてよかった。

共に過ごせてよかった。

春を、夏を、秋を、冬を、

笑い、泣き、怒り、

共に過ごした。過ごせてよかった。

うれしい時には真ん丸に目を見開き、全身ではしゃいだ。

悲しい時には黙って、ただ寄り添ってくれた。

時を重ね、共に過ごした。

君がいた。君がいてくれた。

会えてよかった。共に過ごせてよかった。

ありがとうの言葉をただ、贈りたい。

大切な君。

愛している。ありがとう。



※十四年を共に暮らした、愛犬コロへの追想。公園に捨てられていたのを拾って以来、大騒ぎな日々でした。けれど彼女は、心の痛みのわかる犬でもありました。疲れた時には黙って寄り添いに来てくれた、温かな彼女に、その優しさに、思い出に、今も支えられています。

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四時前に、うちの犬が逝きました。

父と私は外出中で、母が看取りました。

なでてくれと言って鳴くので、さすってやっていると、すーっと心臓が止まったそうです。

十四歳でした。
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ずっと絶食状態だったうちの犬が、今日、重湯を飲みました。

やばい。

緊張切れた。

で、なんで今、録画した年末の第九を見てるのかな、父よ。

頭重い。体重い。あーちょっと、泣いちゃって良いですかね。第九が流れてますしね。

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今日、ピアノを弾いてきました。

私は教会に通っていまして、『奏楽』を担当しています。礼拝の中での音楽担当者です。元日は、教会で『元旦礼拝』があります。ピアノを弾いてきました。

キリスト教をあまりご存じない方でも、音楽が良く流れているのは何となく、わかるのではないでしょうか。現在の(いや過去もですが)キリスト教では、音楽が、礼拝の中で重要な位置を占めています。

それはさておき。

奏楽者と言うのは、孤独な役目です。礼拝の中でのBGMと伴奏を、一人で引き受けています。優先せねばならないのは、

「己を出してはならない」

これです。

目立ってはならないのです。自分のコンサートではありません。歌うのは、集まった会衆です。上手な人もいますが、ほとんどは、義務教育で音楽やりました、ぐらいの人です。中には音をはずす人だっています。音が取れなくて、うろうろしてしまう人もいます。

彼らが歌いやすいように、弾かねばなりません。

メロディははっきりと。伸ばす音がある場合、リズムが取れなさそうなら、即興で装飾音を入れ、リズムが取れるようにする。歌う人の様子を見て、年配の人が多いようなら、全体的にテンポを落とす。そうしてとにかく、自分を出さない。

個性的な音楽なんてやろうものなら、誰も歌えなくなるからです。

ひたすら影のように弾く。それが奏楽者です。

そうして、あくまで影の存在の奏楽者は、称賛を受ける事もありません。歌う人にとっては、できて当たり前。礼拝に参加する人には、牧師の話を聞くのがメイン。

礼拝が途切れることなく、スムーズに流れるように、演奏する。心の乱れた人が、落ち着けるように。疲れた人が、ほっとするように。決して目立たず、やわらかく、心に沿うように。流れるように。

だから称賛はない。称賛の声のないのが逆に、奏楽者には「やり遂げた」という事なのです。

しかし、奏楽者が目立ってしまう時があります。

間違えた時です。

静かな礼拝の中で音を間違えると、ものすごく目立つ。

視線が突き刺さります。ぐさぐさきます。

弁解させていただくと、礼拝で歌われる歌が決まるのは、うちの教会の場合、木曜日の夜です。連絡は金曜日の朝、遅い時には土曜日に来ます。

で、日曜日に本番が来ます。

練習できる日が一日、二日しかありません。

二日もあるんだから、良いじゃ~ん。と言われるかもしれませんが、一日も取れない時もあります。以前、連絡が遅れて土曜日の昼に来た時、私は仕事で夜十二時まで家に帰れませんでした。帰ったあと、二時まで練習して、次の日六時に起きて練習して、教会に行って弾きました。

ちなみに私のピアノ歴は、バイエル終わってブルグミュラーまでです。最初の一つか二つで終わりました。先生が結婚したので、引越してしまったのです。それきりやっていませんでした。真面目に習っていたわけでもないのに、なぜ今弾いているのだろう。そんなものなのか、人生って。

話題が逸れました。ともかく。奏楽者のプレッシャーは、ものすごい。

間違えてしまった時の、自責の念もものすごい。

だから、奏楽が順番が回ってくると、いろいろいろいろ、悩みます。体調の管理ももちろん、しなければなりません。よほど運の良い教会以外、音楽の担当者はどこでも大抵、素人に毛が生えたぐらいの人が担っています。中学までピアノ習ってましたー、という人は、「楽器ができる人だ!」と言われて即座に戦力に組み込まれます。バイエルしかやってなくても。

で、その日、弾くはずだった人がいきなり来れなくなると、他の人が弾かねばなりません。考えてみて下さい。何の準備もなく出向いた先で、いきなり楽譜渡されて、「今日の礼拝お願いします~、これ弾いて」と言われた場合、どれだけ愕然とするか。プロならともかく! プロならともかく、バイエル程度の人間にそれを言いますか!(された事あります)

どれだけ大慌てになるか、みなさんわかっているので、できるだけ、体調管理に気をつけて、自分の順番の時には休まないようにするわけです。

それでも風邪を引く時はある。熱が下がらない時はある。

ある日、熱が下がらない状態で、私は奏楽を担当しました。念の為、風邪薬を飲みました。眠くならないものを選びました。

しかし。異変が起きました。

ピアノを弾いている最中に、いきなり耳が聞こえなくなったのです。

後でわかったのですが、市販されている風邪薬には、耳が聞こえにくくなる副作用の出るものがありました。私が飲んだのはそれだったようです。

聞こえなくなる、と言っても、ちょっと音が遠いな、ぐらいで、日常生活には不自由が出ないレベルです。普通なら。

しかし、演奏している真っ最中の人間に、その現象が起きたらどうなるか。

パニックになります。

演奏中は神経使っています。目で音符を読みながら指を動かし、耳で自分の音と、歌っている人の声の様子を確認しながら弾いています。同時に四つ以上の事をしている。それをうまく調整しながら動かす、鍵の役割をしているのが、耳です。普段以上に、耳に神経使ってもいるわけです。それがいきなり、聞こえなくなる。

それまで普通に聞こえていた音が、聞こえない。なぜなのか原因がわからない。でも聞こえない。この、原因がわからないというのが恐怖の原因なのですが、わからないからパニックを促進します。余計、神経に負担がかかります。さらに聞こえなくなる、という悪循環が起こります。

それでも演奏は続けなければならない。みなさん、歌っている最中です。指を止めたら、音が途切れる。歌えなくなる人が出てしまう。

血の気の引く思いで冷や汗にじませながら、鍵盤を、楽譜を見つめました。一瞬で決断しました。

勘で弾こう。

その後は、自分がどんな音を出していたのかわかりません。聞こえなかったので。

後から人に尋ねてみると、一瞬、音が乱れたけれど、あとは普段と変わりなかった、との返事でした。違和感はなかったそうです。

その事を話すと言われました。

「ベタなドラマのようだ」

……アレですね。悲劇のヒロインっぽく、ああっ、音が聞こえない! とか言いつつ、演奏するワケですね。それでもピアノを弾くわ、ワタシ! とか言いつつ。涙ふり飛ばしながら。

でも礼拝の奏楽って、ドラマあったら逆に困るポジションなんだって……。

とりあえず、それ以来。風邪薬は、漢方薬を飲むようにしています。

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ゆずはらしの

Author:ゆずはらしの
「小説家になろう」にいくつか小説を上げています。

公民館で絵を教えています。水彩画。

紅茶、ハーブ、アロマなどが趣味です。でも手際はあまり良くない。お茶は淹れられるんだけどね。お茶はね!

思いだしたように記事を増やしてゆく予定。

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