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二月が終わるなあ。何となくアンニュイな気分です。

著作権です。

風邪引いて咳で心臓痛い状態で、何でこんな事書いてるんでしょう私。とりあえず、提出しないといけない書類は出したから、頭がどこかに飛んだのかな。飛んで戻ってきたからこの話題なんでしょうかね。げほごほ。

人の作品を、自分のものだと言って発表してはいけません。

当たり前の事ですが。作品を作りたい人間は基本的に、自分の中のものを表現したいものですし。あんまりこういう事やる人はいない……と思いたい。

しかし、引用とかする場合は? など、色々なケースが出てくると、どこまでやって良いワケ? となってくる。

私は絵を教えるアルバイトをしているが、生徒さんからたまに質問されるのは、

「写真集を写して描いた絵を、発表しても良いか」

という質問。

「ダメです」

と返事をする。

「写真集の写真は、作品です。カメラマンの方が作った作品ですから、それを写して絵を描くと、盗作になります。

その場所が気に入って、それを描きたいのであれば、実際にその場所に行って、ご自分でその場所の空気を感じてから描いて下さい。

カメラマンの方の感じた空気と、絵を描く皆さんの感じる空気は、同じものではありません。季節、時間帯、天気、みなさんの体調、様々な理由から、全く違うものになります。

それを描いて下さい。

綺麗な写真だから、写したい。その気持ちはわかりますが、オリジナルを描くと言うのは、そういう事です。ああ、でも、発表せず、練習の為に写したいと言うのなら、大丈夫ですよ」

そう説明する。

実際に、写真集を写した絵を発表して、問題になった人もいた。ちょっと前に新聞に載ったが(←私の生徒ではない。念のため。プロの写真家の本から写した風景画を出品、入賞したが、現在ではもうない場面が風景にあり、指摘があって入賞が取り消された)。本人に悪気はなかったのだが、これは人の作品を自分の作品として発表した事になる。たとえ、絵具やキャンバスは自前の物で、描く時間がどれだけかかったとしても。

文句を言いたげな人がいても(←いる。自分で考えたりするのが面倒で、手っ取り早く綺麗な作品を作りたいらしい)、問題が起きた実例を上げると何も言わなくなる。とにかくやってはいけないのだ、と思うようだ。

で、小説。引用などはどこまで良いのだろう? という問題。

私も自分の作品の中で、歌の歌詞を入れた事がある。著作権の事を考えて、クラシック音楽に限っていたが。百年前、二百年前の人の言葉を引用した。

ただ、この場合も、「日本語に翻訳した人の著作権」が生じる。

元々の本人の著作権は切れている。しかし、「日本語に翻訳した」のが一年前とか二年前とかだったら、確実に著作権が発生している。翻訳した人にも権利があるのだ。

そういう訳で、


自分で翻訳する。


事をゆずはらはやっている。辞書を片手に自分で訳す。これなら、元の文章の著作権は切れているから問題なかろうという事で。

……英語はまだ良い。イタリア語とか泣いた。

リズム的な問題があって、意訳になる事もしばしば。それでも自分なりの解釈をはさむ事ができるので、わりと楽しかったりもする。

参考にしようと、いろいろと検索したら、ものすごく変な訳のブログに当たったりもするし。自動翻訳ソフトで訳した詩とか、読んだら笑うしかないです。観念的な表現が全て、すごい事に。

あとは、「青空文庫」など、著作権が切れた古い訳の作品とか。「あみだくじGoGo!」の第二話、「夜明けを待つ君のために」で「人魚姫」の引用をしたのですが、その時、青空文庫の訳を使いました。

もちろん、後書きで、どこからの引用なのかを明記しています。


☆★☆


著作権について考えるようになったのは、小学校の時の経験と、高校の時の経験から。小学校の時、作文がどうしても思いつかず、そんな時に友人の描いた作文を読んで、ああ、コレ良いなあ。と思ってしまった。それから書いたら、

同じような文章になってしまった。

後で怒られました。真似じゃん! と言われた。自分でもそうだな、と思って、悪い事したなあと思いました。

高校の時は逆で、書いたもの、丸写しされました。

しかも、私が発表するより先に、その人が自分のオリジナルとして発表してしまいました。そうなると、後から発表できません。こちらが真似したと思われます。

文句を言いましたが、本人は罪悪感のカケラも持っておらず、逆に私が意地悪を言っていると言われて泣かれました。イヤな思い出です。この人は、他人からの称賛の言葉に飢えていたようで、知り合いになった人のオリジナルの詩や小説、アイディアなどを、片っぱしから写して、本人より先に自作の小説や詩として、発表していました。と言っても、レポート用紙やノートに書いたものを、同級生に回し読みさせる程度のものなんですが。

それでも、これはやったらいかんだろう、と思った事は事実です。自分なりのものを作ろうとしている人の、努力を土足で踏みにじった事になるのですから。

しかし本人には、何が悪いのかわからなかったようです。その後も同じ事を続けていました。しまいに友人をなくしていましたが……今はどうなっているのかなあ、とたまに思います。

この二つの経験から、小説を書く時、どこかから引用する時は、元になった文章を明記する、を必ずするようになりました。

結果オーライ?


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ゆずはらしの

Author:ゆずはらしの
「小説家になろう」にいくつか小説を上げています。

公民館で絵を教えています。水彩画。

紅茶、ハーブ、アロマなどが趣味です。でも手際はあまり良くない。お茶は淹れられるんだけどね。お茶はね!

思いだしたように記事を増やしてゆく予定。

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